観音講(3月第3日曜)

地域の女性からなる観音講のお祭り。
能持院境内に安置されている「子育観音」に供養し、各家の家内安全や地域の子供達の無事を祈願します。

存光講(4月11日、11月11日)

地域の女性からなる存光講のお祭り。
当院17世電室存光(デンシツゾンコウ)大和尚に供養し、地域の安全無事なることを祈願します。
地域によっては講中による、大数珠を廻しながらの念仏が行われます。

当院17世電室存光大和尚とは?

能持院の17代目住職。当時大変な流行り病により、村に多くの死者がでた。和尚は死者を慰めるとともに、無病息災と流行り病が村に入らぬよう、村の外れで念仏を唱えた。
その後、村に死者が出た際の入棺の夜に村人達で念仏を唱え死者を慰め供養するようになったと言われている。現在行われている「存光講」も和尚のご遺徳を偲んだものである。
『新成村郷土誌』によると「十七世電室存光和尚十三歳にして出家しおおいに修養をつみ、その後招きに応じて当院に栄転し永住 殆ど四十余年学徳卓然道力自在到るところ奇跡あり 従って伝説はなはだ多く名僧たり 元禄花見踊一六年(1703)未二月一一日八二歳にて遷化す」とその法力を称えている。

開山忌(7月15日)

能持院の御開山、模堂永範大和尚を供養する法要。
毎年檀信徒を集めて開催されます。併せて皆様の安寧を願う法要「転読大般若」と皆様のご先祖を供養する法要「檀越供養」が行われます。毎年檀信徒の皆様、特に新盆を迎える皆様にご案内していますので是非ご参列ください。

神城河原子育地蔵尊祭典(8月23日、24日)

羽後町高尾田地区にある能持院で管理しているお地蔵様のお祭りです。
地域の子供達の安全を祈願します。